
改めまして、代表の吉田と申します。
私は旅が大好きなのですが、いつも同じ悩みに直面しておりました。
「荷物が重くてすぐ疲れる」
夕方になるにつれて肩に食い込むストラップの痛み。
もう一つお土産を買いたいけれど、バッグの隙間と重さを考えて諦めてしまう、あの瞬間。
こうした小さなストレスの積み重ねが、少しずつ旅の喜びを削いでいることに、ずっともどかしさを感じておりました。この経験こそが、RAQFULの原点です。
その考え方が確信に変わったのは、東南アジアのある国を訪れた時のことでした。
決して物質的に豊かとは言えない暮らしの中で、心からの笑顔で毎日を過ごしていたのです。

路地裏で無邪気に駆け回る子供たち、
軒先で談笑するご老人たちの穏やかな表情。
彼らの姿は、モノの多さではなく「体験」や「人との繋がり」にこそ人生の豊かさがあるのだと、私に強く教えてくれました。
モノに溢れた社会で、時間に追われ、どこか疲れた表情で歩く私たち。一体何が違うのだろうか。
この問いから、RAQFULが最も大切にする「体験の質」というコンセプトが生まれました。
バッグが軽ければ、身体への負担が減るだけではありません。
心にも不思議と余裕が生まれます。
「もう少し、先の角まで歩いてみよう」
「このお店、ちょっと覗いてみようかしら」
そんな前向きな気持ちが自然と湧き上がってくる。疲れを気にすることなく、目の前の景色や大切な方との会話を、心ゆくまで楽しむことができます。

RAQFULは皆様の「想い出に残る日々」を、身体的な負担という側面から少しでも取り除き、応援したいと考えております。
だからこそ私たちの製品は、海外の熟練した職人たちの技術のもと、機能性を損なうことなく、1グラムでも軽くするための工夫を随所に凝らして作られています。
私たちのバッグが、皆様にとって単なる「モノ入れ」ではなく、素晴らしい思い出作りをそばで支える、信頼できる相棒のような存在になれたなら。
これほど嬉しいことはございません。
皆様の想い出が少しでも増えることを願っています。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。