私たちは毎日、
大小さまざまな不安や心配を抱えながら生活しています。
「もしこうなったらどうしよう」
「最悪の事態になったら…」
頭の中で、まだ起きてもいない未来を何度も想像してしまう。
そんな経験は、誰にでもあると思います。
ですが、はっきりしている事実があります。
私たちが感じている不安や心配ごとの約97%は、実際には起こりません。
人は「死なないため」に不安を感じる生き物
人間という生き物にとって、
一番大切なことは生き延びることです。
私たちの祖先は、
危険を予測できなければ命を落としてきました。
だからこそ人は、
・危険を先に察知し
・最悪の事態を想定し
・事前に備える
という能力を身につけてきました。
不安や心配を感じやすいのは、
性格の問題でも、弱さでもありません。
命を守るための、ごく自然な仕組みなのです。
冬は特に、不安を感じやすくなる
さらに今の季節、
冬は日照時間が短くなります。
太陽の光を浴びる時間が減ると、
気分が沈みやすくなり、
物事をネガティブに捉えやすくなります。
理由もなく不安になったり、
いつもより心配ごとが増えたりするのは、
とても自然なことです。
まずは
「今は不安を感じやすい時期なんだ」
と知るだけでも、気持ちは少し楽になります。
ほとんどの不安は「頭の中の出来事」
世界中の研究や調査にて、
私たちが日常で抱える不安や心配ごとの約97%は現実にならないことが分かっています。
つまり、
今あなたが悩んでいる多くの不安は、
まだ何も起きていない未来の想像です。
とはいえ、
「じゃあ気にしなくていいですね」
と言われても、簡単に手放せないのが不安ですよね。
頭の中にある不安は、紙に出す
不安への一番おすすめの対処法は、
紙に書き出すことです。
頭の中だけで考えていると、
不安はどんどん大きくなります。
・何が不安なのか
・何が心配なのか
思いつくまま、紙に書いてみてください。
書いてみると、
「意外と大したことじゃないな」
と感じるものも多いはずです。
「もし起きたらどうするか」を決める
次にやってほしいのは、
「もし本当に起きたらどうするか」を書くことです。
・こうなったら、こう対応する
・最悪でも、これがある
そうやって一つずつ整理していくと、
不安は「正体の分からないもの」ではなくなります。
対処法が見えると、
不安は自然と小さくなっていきます。
不安はなくさなくていい
不安をゼロにする必要はありません。
不安は、本来あなたを守るためのものだからです。
ただ、
必要以上に抱え続ける必要もありません。
書き出して、整理して、対処を決める。
それだけで、心は驚くほど軽くなります。
97%は起こらない。だから今日を大切に
ほとんど起こらない未来を心配し続けるより、
今日という一日を、少しでも穏やかに過ごすこと。
それが、心と体を守る一番の方法かもしれません。
もし今、
不安や心配ごとで頭がいっぱいになっているなら、
ぜひ一度、紙とペンを手に取ってみてください。
あなたが思っているより、
あなたはちゃんと前に進んでいます。
