人は年間約60時間を「探し物」に使っている

私たちは日常生活の中で、どれくらいの時間を「物を探すこと」に使っているのでしょうか。

鍵が見つからない。
スマートフォンがバッグの中で行方不明になる。
財布や書類を探して家の中を行ったり来たりする。

こうした行動は些細なことのように思えますが、実は積み重なると相当な時間になります。複数の調査データを見ると、「探し物の時間」は決して小さくないことがわかります。

1日あたり約8〜10分の“探し物時間”

イギリスで行われた調査では、成人は平均して1日に約8.5分を、家の中で失くした物を探す時間に費やしているという結果が出ています。

対象となったのは、鍵、スマートフォン、財布、リモコンなど、日常的に使う身近なアイテムです。

仮に1日8.5分だとしても、

8.5分 × 365日 = 約3,100分
つまり年間約52時間になります。

これは丸2日以上の時間です。

    

年間では約60時間以上という調査も

アメリカで約1,700人を対象に実施された別の調査では、平均的な人は1年間で約2.5日分、時間にして約60時間を失くした物を探すために費やしているという結果が報告されています。

年間60時間というと、

・フルタイム勤務の約1週間分
・映画30本分以上
・丸々2日半

に相当します。

「ちょっとした探し物」の積み重ねが、これだけの時間になるのです。

  

最大で年間約72時間というデータも

別のイギリスの調査では、物理的な探し物に加え、デジタルデータの“見失い”も含めると、年間最大で約72時間(約3日分)を探し物に費やしているという報告もあります。

現代では、物だけでなく、スマートフォン内のファイルやメール、書類データなども「探す対象」になっています。

つまり、私たちは日々、物理的にもデジタル的にも“探す行動”を繰り返しているということです。

  

探し物時間は「目に見えない時間ロス」

1回あたりは数分でも、

・朝の忙しい時間の数分
・外出前の数分
・仕事前の数分

これが積み重なると、年間で数十時間になります。

しかも、探し物は単に時間を奪うだけではありません。

・焦り
・ストレス
・遅刻の原因
・集中力の低下

こうした二次的な影響も生み出します。

  

その「探す時間」は減らせる

今回ご紹介したデータは、主に「家の中での探し物」に関するものですが、実際にはバッグの中でも同じことが起きています。

バッグの中で鍵やスマートフォンを探す時間。
レジ前で財布を探す時間。
改札前で定期を探す時間。

こうした時間も、積み重なれば決して小さくありません。

もしバッグの中に「定位置」があり、すぐに視認でき、すぐに取り出せる設計になっていたら。

その数分は、確実に短縮できるはずです。

探し物の時間は、意識しない限り当たり前のように流れていきます。
しかし、その時間は本来、もっと有効に使える時間でもあります。

まず「片付け」を優先することで、貴重な時間を取り戻しましょう。

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