「少し熱があるけど、仕事があるから出勤する」
「体調が悪いけど、休んだら迷惑がかかるから」
日本では、こうした考え方が当たり前のように根付いています。
休むこと=悪いこと。
会社を休む=無責任。
そんな空気を感じたことがある人は、少なくないと思います。
体調が悪くても働くのが「美徳」になっていないか
多少の不調は我慢して働く。
重要な仕事があるなら、なおさら休めない。
そうやって無理を重ねてきた人ほど、
「疲れた」と言うこと自体に、どこか罪悪感を抱いてしまいます。
ですが、本当にそれは正しいのでしょうか。
海外では「体調が悪い時に働かない」が当たり前
欧米の多くの国では、
体調が悪い時に働くことは、ほとんどありません。
熱がある。
強い疲れを感じている。
集中できない。
そういう状態なら、
「今日は休む」
それがごく自然な判断です。
無理をして出勤することが評価される文化ではありません。
「あなたが抜けたら回らない会社」は、会社側の問題
もし、
「自分が休んだら仕事が回らない」
「自分が抜けると周りに迷惑がかかる」
そう感じているとしたら、
それはあなたの責任ではありません。
それは、組織側の責任です。
一人が休んだだけで機能しなくなる体制は、
どこかに無理がある状態です。
あなたが体調や心を削って支える前提で成り立っている組織なら、
その仕組み自体が見直されるべきなのです。
休むことは「自分を守る行為」
疲れたから休む。
体調が悪いから休む。
気持ちがついていかないから休む。
それは逃げでも甘えでもありません。
自分を守るための、正しい判断です。
無理を続けてしまうと、
ある日突然、動けなくなることもあります。
休めるうちに休む。
それは長い目で見れば、
仕事を続けるためにも、とても大切なことです。
ちゃんと休める人の方が、結果的に強い
しっかり休める人は、
回復も早く、
また前を向いて動き出すことができます。
反対に、
無理を続ける人ほど、
気づかないうちに心も体もすり減っていきます。
「頑張れる人」よりも、
「休める人」のほうが、
長く、健やかに生きていけるのかもしれません。
疲れたら、休んでいい
疲れたと感じたら、
その感覚を信じてあげてください。
休むことに、
理由を並べなくていい。
正当化しなくていい。
「疲れたから休む」
それだけで、十分です。
今日は大晦日。
今日もし少ししんどいなら、
どうか自分に、やさしくしてください。
あなたが悪いわけではありません。
休むことは、甘えではありません。
